プルトニウム(ぷるとにうむ) |
プルトニウムとは、ウラン燃料を原子力発電所で燃焼した際に発生する放射性物質で、原子炉の中の燃料や使用済み核燃料に含まれて、自然界には存在しない人工原子のことです。 ウラン235が核分裂して発生した中性子をウラン238が取り込み、プルトニウムに変化します。 使用済燃料棒を再生工場で処理しない限り、プルトニウムが出てくることはありませんが、今回の福島原発事故のように燃料棒が溶解してしまうとプルトニウムが拡散する恐れがあります。 原子番号は94。 プルトニウムの語源は冥王星のプルートから名づけられました。 長崎に投下された核爆弾はプルトニウム型です。ちなみに広島はウラン型です。 |
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