さくらんぼの収穫量、全国1位は山形県。全国の7割を占める。
さくらんぼとは
さくらんぼはバラ科サクラ属で、桜桃(おうとう)とも呼ばれます。さくらんぼの品種は、国内で最も多く生産されている佐藤錦、アメリカ原産の高砂、ヨーロッパ各国で栽培されているナポレオン、ジャムや果実酒等の加工用として用いられるジャボレーなどがあります。また、アメリカ原産のアメリカンチェリーは国産に比べて粒が大きく色が濃いのが特徴です。さくらんぼの収穫時期は6月〜7月頃になります。
年度別 さくらんぼ収穫量と卸売価格
2014年公表によると、2013年のさくらんぼ収穫量は18100tで前年産に比べて300t、出荷量は16100tで前年産に比べて200tの増加となりました。卸売価格は1732円/kgで、前年度より21円/kg安くなりました。
年度別 さくらんぼ(サクランボ/桜桃)の収穫量と卸売価格 | |||
年度 | 収穫量 (t) | 出荷量 (t) | 卸売価格(円/kg) |
(5月〜7月) | |||
平成16年産 | 16400 | 14400 | 1908 |
平成17年産 | 19100 | 16900 | 1481 |
平成18年産 | 20800 | 18400 | 1481 |
平成19年産 | 16600 | 14900 | 1963 |
平成20年産 | 17000 | 15000 | 1841 |
平成21年産 | 16600 | 14700 | 1757 |
平成22年産 | 19700 | 17500 | 1350 |
平成23年産 | 20400 | 18000 | 1343 |
平成24年産 | 17800 | 15900 | 1753 |
平成25年産 | 18100 | 16100 | 1732 |
出典 農林水産省 2014年公表 |
都道府県別 さくらんぼ収穫量ランキング 2014
都道府県別、さくらんぼの収穫量、日本一は山形県の13500tで全国の約7割を占めます。また、山形県のさくらんぼ栽培面積は全国の約6割となります。特に、「佐藤錦」発祥の地である山形県東根市は全国の約2割の生産量を誇ります。
さくらんぼ(桜桃/おうとう) 収穫量及び出荷量 (平成25年産) | ||||||
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収穫量 (t) | 出荷量 (t) | 対前年産比 | 結果樹面積(ha) | ||
収穫量(%) | 出荷量(%) | |||||
ランキング | 全国 | 18100 | 16100 | 102 | 101 | 4460 |
1 | 山形 | 13500 | 12000 | 102 | 103 | 2910 |
2 | 北海道 | 1410 | 1300 | 92 | 91 | 524 |
農林水産省 2014年公表 |